さらしで補正パッドを手作り~その1~|上半身用
着物を長時間着ていても着崩れしないためには、体の補正がとても重要。
頭では理解しつつも、私は補正するのが苦手でした。
市販されている補正パッドを使ってもイマイチしっくりしません。
タオルを巻いてもずれるし、なんだかフワフワするし…。
そんなことを口にすると着付け講師なのに、と言われてしまいそうですね。
私の着付けの先生にさらしを使った補正パッドの作り方を教えてもらってからは、着崩れがしにくくなりました。
補正パッドの作り方をご紹介します。
用意するもの
- さらし
- 裁ちばさみ
- チャコペン
さらしは手芸用品屋さんで購入できます。
上半身と腰の補正パッドを作るのに、6m使います。
- ミシン
手縫いでもOKですが、ミシンがあると、作業が早いです。
上半身の補正パッドの作り方
前身頃と後身頃共通部分
- 両サイドがさらしの耳になるようにして、縦1mを3枚切ります
- 3枚とも二つ折りにします
前身頃部分をカット
10㎝の長さは私が、見た目でちょうど良さそうだと思って、書いた長さなので、特に決まっていません。
8㎝幅をとってから、21㎝のところまで、なだらかな曲線でもOKです。
後身頃部分をカット
黒い線で書いたところをカットしていきます。
カットが出来たら次は縫い合わせます。
縫う工程はまた次回。