着付けを習うきっかけと着付け教室の感想
※2019年9月に着付け教室を始めたものの、コロナの影響で現在は休講が続いています。
着付けを習う二つのきっかけ
着付け教室で着付けを習うきっかけは人それぞれです。
「家に仕舞ったままになっている、おばあちゃんの着物を着たい」「子供の入学式に着物を自分で着ていきたい」など。
では、私の場合はというと…
一言でいうと「母に言われたから」になります。
母が私にそういう背景はちゃんとあるので、安心してくださいね。
理由1.家庭環境
田舎の地域だったため、「冠婚葬祭は着物で」という感覚が普通でした。
そのため、父方も母方も両家の親族は自分で着物が着れて当たり前の環境。
私がもし、自分で着物は着れて当たり前の環境の家に嫁ぐとなったら、着れないと恥をかいてしまう…と母が心配したからです。
それだけ私のことを心配してくれましたが、夫の実家は「自分で着物は着れて当たり前の環境の家」ではありません。
でも、自分で着れるようになって良かったと思ってます。
理由2.時間的な余裕
大学1年生2年生の間は週5日、朝から夕方までびっちり講義が入っていました。
その後、3年生で週3日、4年生になってからは週1日の講義のみ。
ずーっと家に私が家にいるのが、うっとうしかったんでしょうね。
大学4年生のときに、暇つぶし兼花嫁修業で、着付けだけでなく料理教室にも通うことになりました。
K学院の詳細
では、ここからは通っていた着付け教室について振り返りを。
※固有名詞を出すのは、気がひけるので「K学院」と記載させていただきます。
教室の規模
関西で教室を展開(教室数は多すぎて不明)
→大手の着付け教室だといえます。
生徒の募集方法
新聞の折込チラシ
CM
ホームページ
→私は新聞の折込チラシを見て始めました。
教室で一緒に習う人数
1回の受講人数は多くても10人程度です。
※講師の他に補助の先生が数人いるため、わからないところがあれば気軽に聞けます。
テキストの有無
講座のカリキュラムに沿ったテキストがあります。
写真付きなので、家でも復習がしやすいのがいいですね。
月謝
習った当時は確か、3ヶ月で1万円くらいでした。
カリキュラムが進むと値段がアップします。
→値上がりしたな−というのは覚えているのですが、実際いくらだったかまでは忘れました…。すみません。
カリキュラム
3級、2級、1級と終了テストに合格後、次のステップに。
それぞれの級を学習する期間が決まっています 。
K学院で習って良かったこと
何事にもメリット、デメリットがあるように、K学院で習ってみて「良かった!」と思えるときもあれば、「う〜ん…」と思えるときも。
まずは、K学院の良い点をご紹介していきます。
1.置いてけぼり感がない
習い始めたときは着物をたたむことすらできなかったので、たたみ方から丁寧に教えてくれたのはとても良かったです。
補助の先生がいて質問もしやすいので、置いてけぼり感がありません。
2.経験が積める
3級の合格すれば、2級講座の受講生として教室に通いつつ、3級講座で補助の先生として「教える」経験ができます。
仕事ではないので、無報酬ですが。
教わるだけでなく、教える立場になることで、自分の身につきやすいので、いい経験をさせてもらったと思っています。
3.着物を着る以外の知識が学べる
テキストには、マナーや着物に関する知識が分かりやすく書かれてあります。
一言で「着物」と言っても、TPOや季節によって着れる着物と着れない着物があります。
そのようなことが、学べたのはとても良かったです。
あとは、組紐の授業もあり、楽しかったです。
細い紐を編んでいて、オリジナルの帯締めが作れるのは、貴重な経験でした。
4.着物や帯が無料でレンタルできる
自分が持っている着物や帯を持参してもいいですし、何も持っていない人には無料で貸し出ししてもらえます。
何もないところから始めるのに、着物や帯を買うのはなかなかハードルが高いので、とても助かる制度です。
不満に思ったことをこの続きに書こうとしたのですが、書いてみるとかなりのボリュームに。
分けて書いていきますね。