ハンドメイドと着物が好き

ハンドメイドが好きな30代主婦です。作った物や着物の帯結びを紹介していきます。

K学院を辞めてから師範の資格を取るまで

着付け教室の大手、K学院を辞めたあとしばらくは、着付けをならっていませんでした。

就職してから1年以上経って、時間に余裕ができたので、久しぶりに習いたいと思うように。

再開して師範の資格を取るまでの過程をご紹介します。

K学院を辞めるまで

以下の記事に色々書いています。

haru-handmade.hatenadiary.jp

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 着付け教室探し

「着付けのお稽古を再開したい」

本やYou Tubeでも学べますが…

やはり人から直接教えてほしいと思い、自分の条件に合う教室を探さすことにしました。

教室探しの条件1.休まずに通える

私が当時働いていた職場は、土日はちゃんと休めますが、平日は定時に上がるのはとてもしづらい雰囲気でした。

そのため、平日の夜にレッスンがある教室では、休むことがたびたびあるかもしれません。

家から通いやすい場所にあることはもちろん、お稽古が仕事のない日にあることも大切です。

教室探しの条件2.資格が取れる

習うからには、資格を取りたいと思いました。

何か資格を活かして働くのは目標でなくても、自分に自信を付けたかったからです。

ケイコとマナブ(現在はサービスを終了してしまいました)で、教室の紹介ページに師範の資格について書いてある教室を探しました。

教室探しの条件3.自宅にある道具を使う

自宅にある着物や道具を使って着れることも外せない条件です。

せっかく色々持っているのに、K学院のときみたいに一式買わされたらたまったもんではありません。

「家にあるもので着付けをする」方針の教室が、私の目的に合っていました。

N協会との出会い

色々探していると、一つの着付け教室が目に止まりました。

それが、現在も会員として所属しているN協会です。

  • 家から通いやすい場所に教室がある
  • 資格取得を目指す「師範コース」と 資格取得をしない「趣味コース」が選べる
  • 月謝が師範コースでもずっと一律で値上がりなし
  • 家にある道具や着物を使って着る

と、こんな感じで私が通いたいと思える条件がすべて揃っていました。

ケイコとマナブのサイトから、2回2000円の体験レッスンの申し込みをして、2010年1月から正式にお稽古を始めました。

習い始めて師範取得まで1年半

今は少し制度が変わっているようなので、各級の試験までに勉強をしなくてないけない期間が決まっているそうです。

ただ、当時は規定がなかったので、次から次へと試験を受けていきました。 

 

 試験を受けた時期や内容を表にまとめてみました。

年月
試験内容
自装
他装
その他実技
筆記試験
着物の着付け 帯結び
2010年7月 3級 お太鼓 名古屋帯
2010年11月 2級 角出し 袋帯
2011年2月 1級 二重太鼓 あり 袋帯
2011年5月 準師範 お宝太鼓 あり 袋帯 作法 あり
2011年10月
師範
二重太鼓
あり 袋帯
体型補正
あり
男性用袴 十文字

 

※試験内容をここで書いてしまって良いのかわからないので、他装の帯結びは、使う帯の種類だけを書いています。

 

自装とは、自分で着物や帯を着ることです。

他装とは、相手に着せることで、試験当日にペアを組んだ人とお互いに着せ合いをしました。

師範の試験に合格して

お稽古を初めて1年半ほどで師範の試験に合格、年度末の2012年3月に認定証を受け取りました。

師範になってから8年ほど経ちますが、自分で着るのと人に教えるのは別物なので、勉強しないといけない部分がとても多いです。

 

人に教えるのは難しいけど、生徒さんがきれいに着れるようになると本当に嬉しい気持ちに。

早くお稽古が再開できるよう、コロナが落ち着いてほしいです。